挫折と再起の果てに完成したCIELO「FUNNY BOY」

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再発起からおよそ約1年

ようやく最初の動画が完成した

実にCIELOとしては七年ぶりのフルアレンジ

この曲は、以前1stCIELOの時に着手はしていたのだけども、あーでもないこーでもないと色々なんだかんだあって、そのついでにCIELOも空中分解してしまったものである

私としては、当時のCIELOは先行きに限りが見えていたので、一生懸命ではあったのだが正直そこまで熱量が伴わなかったということなのであろう

何かしら魅力的な目標がないと続けるのも難しいもの

ただ単に曲を作る、とか、ただ単に動画を出す、ただ単にライブをやるとか、たしかに仲間と楽しむという面ではそれでもいいのだろうけども、私も含め、それぞれ身に着けてきたスキルや道具、イメージなどを具体的に表現していくことを目指してきた人には分かるかも知れないが、それを自分たちの力でどれだけ現実に反映出来るか?というところは、おそらく自分たちが死ぬまで永遠のテーマだと思う(人によっては死んでからも生き続けるようであるが。。)

 

私は物づくりが好きなのだが、私の大きな大きな欠点として、気が短いという点。つまり、なんでも早く完成させたいという欲求がすごい。

なのでプラモデルなんぞ満足に全パーツを組み上げて作った試しがないので困ったものであるが悩んではいない

でもね、これってけっこう誰にでも当てはまらない?

だって、それがなければみんな緻密にコツコツめんどくさがらずにやってると思うわけw

だから、これを逆手にとって、私は出来るだけ早くめんどくさい作業は終わらせるようにしている

めんどくさいからやらない、では、実は出来ない以上にタチが悪く、すべての物事に手間を省くものなので着手さえしないし、自分のやりたいことにさえ向き合うことが出来なくなる。その結果、必ず人の悪口や文句を言うし、それらを言うことによって安心してしまうせいか、もっとやらなくなる(爆笑)

早くめんどくさい作業を終わらせるというのは、なにも嫌なことを先にやる、だけではない。探し物を見つけやすいようにするとか、例えばキー操作やマルチタスクが必要な場面では、ショートカットを訓練で身に着けるという方法もある

つまり、通常100かかっていためんどくさい労力を、無駄な動きがないように訓練するだけでも10~20くらいに抑えることが出来ると思うわけです

音源や動画などを作っていくと、トラックというものがあってそれらをミックスしていくわけですが、こういった動画などを作成していくと、音源トラックだけでも30にはなりますし、映像トラックも15~になっていくわけです

中身の濃いトラックはその3分の1くらいだけども、管理すべきトラックの総数としては先の通り

それらを一つひとつ覚えてくと、とてもじゃないけど大変

早く終わらせるにはどうするか?を突き詰めていくと、結局、例えば音源なら録音をするところ。映像なら撮影するところ、こういった素材の部分の質をいかに確保するかになってくる

そしてそして、、、録音時にきちんと構想が固まっているか、固めようとしてるか?どの部分が固まってないか?そこはどうするか?をある程度まとめておかなきゃいけない。。。

そしてそしてそして、、、精神的な部分が最も重要で、

「この動画を成功させたいか?」

という気持ちがやっぱり根源だと思うわけですw

成功の定義は人それぞれですし、言えること言えないことあると思う。。

成功の定義はなんですか?と言われて真っ先に思い浮かぶのは、

「自分が何回も観たいと思うもの=自己満足」

と言えます

ただこの自己満足もね、実際は自分だけが嬉しいとか面白いとかじゃなくて、そこには観てくれた人など周りの反応や仕上がりや反省も含まれる

起案~公開まで、すべての行程でメンバーが納得してくれたか?が一番大事かもしんない。。

いや、ホントね、以前からよくメンバーには言ってるのですが、他人の素材を扱うのが一番気を遣うんですよ。。。だってね、人を堕とすも堕とさないも編集権限があると出来るわけでして、そういうつもりは一切ないっていうのを完成で見せないといけないの。。特にね、皆さんバンドやるってことは何かしら自己主張が強いと思うわけです。そして、それがあって当たり前とも思うし、それがないとつまらない・・・ということにもなりますが、自己主張を通すには技量や実現力も比例して伴うものだとも思うんです

バンドでもなんでもそうなんですけども、いつも気持ちとしては、チームが全員が「俺は!俺は!」だったら、一斉に「俺は!俺は!」ってなった方が面白いと思うんですね

でも現実はなかなかそうはならないですよね

隣のチームメンバーがうるさかったら「うるさい!」っていう気持ちの方が先に立つでしょう?それって、控えめにしてる自分がなんだか大人、なんだか偉いっていう気持ちもあると思うんです。でもそれも間違いではないと思いますし、同じ勝ち負けにこだわるにしてもやり方は異なりますね。うるさい!っていう人も、それをわざわざ言うということはやはり何らかの勝ち負けにはこだわってる人だと思いますので。。

で、俺は俺は!の中でも、うるさい!の中でも、私は隣の人への敬愛する気持ちは必要だと思っています

どんな間柄でも、隣人をリスペクトする気持ちはあって然りですし、私がチームに求めるものは細かい縛りでなく、それ一択です。個性的でどんなに面白い人間であっても、それがない人は排除に値します。それがないと何もかも絶対に向上しないので。。

ですが、相手の主張を飲み込む前提も個人個人それぞれあるわけですから、先の隣人をリスペクトという話の中では、行先は決まっているとはいえ私としてはあまり無理も言えないわけです。そこは待つしかないわけですが。。人を待たせてるという自覚があるかどうか探ることも大切ですね

・・・と、自己満足を得るにしても考え付くだけでこれだけの要素がある。。

なので決して悪いことばかりではないと思います

 

しちめんどくさいこと言わないでやるならとっととやれ!という事は重々承知ですし、私は元々そういうタイプの人間ですし、私の邪魔をするな!というどワンマンな考えでした

ですが、今一緒に歩いている人が、なぜ一緒に歩き始めたか?には、私も責任というか、どうせなら一緒にいい景色を見よう!いうところの約束を果たすことを、ここしばらくで考え始めてしまったのは、

・・・おそらく私に性欲がなくなったせいだと思います(*´ω`*)

 

ということで、これからもCIELO -FS-をよろしくお願いいたします☆

 

(wwwww)